健康になるには腹八分目では不十分!?ハーバード大学長寿研究所は”腹五分目”を推奨

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健康であるためには食べる量は「腹八分目」が良いということは多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これは江戸時代の貝原益軒の著書である『養生訓』にて「腹八分目で医者いらず」という言葉があることからも、古くから少食が健康な生活をおくる上で大切であることが認識されていたことがわかります。

しかし、現代人の食生活では腹八分目でも「食べ過ぎ」の可能性があるようです。

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現代の腹八分目は江戸時代の腹八分目とは違う

断食療法などでガンや難病を治した実績のある医師の甲田光雄先生は腹八分目でも食べ過ぎとなっている可能性があることを指摘しています。

「彼が生きた江戸時代初期の食事は一汁一菜の質素なものでしたから、現在とは、質、量ともに大きく異なります。現在の食事に当てはめれば、腹七分でも多すぎで、腹六分くらいが妥当」

引用元:3日食べなきゃ、7割治る! P95 (船瀬俊介著/三五社)

江戸時代は非常に質素な野菜や雑穀を中心とした食事でしたが、それでも満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目にすべきだと貝原益軒は述べていたことになります。

しかも日本の江戸時代は基本的に一日二食で、三食になったのは都市部で江戸時代中期、農村部では明治時代以降とされています。

現在のように栄養が高く、少量でも食べ過ぎるとあっという間に「食べ過ぎ」になってしまう食生活で、一日三食では腹八分目でも栄養過多となり、健康を維持できるか怪しいというわけです。

そのため腹六分の生活を心がける必要があるのではないかと甲田光雄先生は話しています。

腹五分目が健康と長寿には適している

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しかし、さらに進んで腹六分ではなく、腹五分がより健康に良いという研究結果がアメリカのバーバード大学で出ているようです。

ハーバード大学医学部には長寿研究所という研究機関があり、その研究所のディビッド・シンクレア博士などの研究の結果、1日1100キロカロリー前後、すなわち「腹五分目」が望ましいことが指摘されているそうです。(参考文献:ユダヤに伝わる健康長寿のすごい知恵 P121 – 石角完爾著/マキノ出版)

日本人は1日平均で2200キロカロリーの食事をしているとされていますが、それを半分にすることが健康と長寿につながることになります。

それでは体がもたないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、102歳という高齢でありながら、現役の医師として有名な聖路加国際病院の日野原重明先生は、1日1100キロカロリーという生活を長い間実践されているそうです。

100歳を越える年齢でありながら健康で、かつ頭脳明晰であることができているのも、この腹五分目生活が1つの要因と考えられます。

腹五分目という食生活を実践するには普段の食事の量を減らすだけでは難しく、1日1食、もしくは1日2食でときおり1日断食などのファスティングを取り入れることなしに実現が難しいライフスタイルです。

食べ過ぎない生活が健康であることに重要だということは広く認識されていますが、一日三食の生活で実現するのは難しいと言えるのではないでしょうか。

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