朝食が肥満の原因だった?朝も食べて昼も食べると太ってしまう理由とは

朝食が肥満の原因だった?朝も食べて昼も食べると太ってしまう理由とは
一日二食では太るのではというのが、この朝食抜き生活に興味や関心がある人が心配することではないでしょうか。

しかし、実は「朝食をとって昼食をとる一日三食生活が太りやすい」という見解もあることは意外と知られていません。

ではなぜそうなるのかという身体のメカニズムについて紹介します。

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食後4時間するとお腹がすいてしまう理由とそのメカニズム

人間の身体のエネルギー源はブドウ糖です。食べることによって得たブドウ糖が、当面に必要な量を超えると、それを身体の中にストックして、栄養が補給されない事態に備えて、ストックし始めます。

まず第一段階としては、余ったブドウ糖は筋肉や肝臓に蓄えられていきます。

その際には、まずは体内のインシュリンが働いて、ブドウ糖はグリーコーゲンとして筋肉や肝臓にストックされます。しかし、それでも余剰があると、ブドウ糖は脂肪に変えられて体内に蓄えられることになります。

これが食べ過ぎると、太ってしまうことの理由なのですが、これが朝食をとって、昼も食べてしまうと太ってしまうことにもつながっていきます。

空腹感は、胃袋が空っぽになって感じるものではなく、血液中のブドウ糖の値(血糖値)があるラインを下回ると感じるようになっています。

実は、血糖値がさがるタイミングあるのですが、それがブドウ糖がグリーゴーゲンとなり蓄えられる時です。ブドウ糖がグリコーゲンになるので、当然、血液中のブドウ糖の量が減るからです。

その結果、血糖値が下がり、空風感を覚えることになります。

このようにブドウ糖がグリーゴーゲンとなるタイミングが、食事をして消化吸収が行われた食後4時間くらいとなります。

つまり食後4時間くらいするとブドウ糖はたっぷりと蓄えられていて、不足していないにもかかわらず、空腹感を感じてしまうということです。

この後しばらく、栄養が補給されない状態が続くと、その蓄えた脂肪やグリーゴーゲンとなどを使いはじめます。

それにも関わらず、朝食をとって4時間くらいすると空腹感を感じ、そのまま昼食をがっついて食べると、十分に蓄えられているところに、さらに大量に栄養を補給することになります。

そうなるとすでに筋肉や肝臓に貯蔵されているグリコーゲンは満杯状態ですので、昼食でとった分は、脂肪としてそのまま蓄えられるようになるということです。

まとめ

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このようにエネルギーとなるブドウ糖はたっぷりとあるにもかかわらず、ブドウ糖がグリーゴーゲンとなるタイミングで、空腹感を感じた時に摂取してしまうものは、肥満の大きな原因となります。

必要としていないにもかかわらずエネルギーを供給するわけですから、当然の結末と言えます。

昔のように簡単に飲み食いもするものが手に入らない時代であれば良いのですが、コンビニや自動販売機がいたるところにあり、食料をてにすることのハードルを極めて低いため、擬似的な空腹感に負けて食べてしまっているのが現実です。

特に食生活が豊かになり、朝食でも栄養過多と言えるくらい食べている人も少なくありません。その時点でブドウ糖の補給は十分すぎるくらいです。

にも関わらず、ブドウ糖を体内に蓄えるときに血糖値がさがったことによる空腹感で、昼食も多く摂れば、太っていかざるを得ません。

朝食抜きの一日二食生活は、これらのような問題を回避する上でも効果があると言えるのではないでしょうか。

*参考文献:「生活習慣病に克つ新知識 – まずは朝食を抜く」著:小山内博 新潮社

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