相撲取りが太るのは一日二食が理由?その説で触れられていない一般人との違い

相撲取りが太るのは一日二食が理由?その説で触れられていない一般人との違い

一日二食だと太る、朝食抜きだと太るという説が根強くあり、その説でよく例として上げられるのが相撲取り、関取のことです。

相撲取りは朝食抜きの一日二食の生活で、大きな身体となっていますが、それを例として一日二食は吸収力が強くなるので、太りやすくなると結論づけるものが少なくありません。

しかし、それは短絡的な論理で「一日二食が太る原因となっていると言い切れない要素がある」ことが軽視されています。

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相撲取り・関取の生活と体質は一般人とかけ離れている

相撲取りは身体を大きくすること、太ることを、プロとして勝つための仕事の一貫としてやっています。そのため太ることを重要な課題と考えています。

そのため一日二食ではありますが、食事の量そのもののはかなりの量で、太るために脂肪、タンパク質、糖質が豊富なちゃんこ鍋を食べ、さらには太る手段の1つとしてアルコールも大量に摂取するほどです。

そして一般人であれば暴飲暴食といわれるような食生活を続けられるような胃腸の強い人でなければ、そもそも相撲界に残ることができません。太ることができなければ、入門することもできません。そのため相撲の世界に踏み入れる人は、入門前からラーメンどんぶりで3杯を毎回食べていたという猛者も少なくありません。

通常は、空腹状態でウォーキングすると軽い有酸素運動となり、体内の脂肪が燃焼されて糖に変換するため、空腹感が和らぎます。その結果、食事の際に食べ過ぎないようになします。しかし、相撲取りの場合は違います。

かなり激しい稽古で、息が上がるほとのトレーニングとなりますので、脂肪を糖に変えるという体内の変化も起こりにくくなります。その結果、空腹状態の絶頂で食事をすることになり、大量に食べれることにつながっています。

このように一般的な生活をおくる人とはかけ離れた体質やライフスタイルを持つ人達を例にして、一般人が一日二食にすると太ると結論付けるのは、やや無理があります。

一日二食でも三食でも大量に砂糖と油を摂取すれば太る

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空腹状態が続くと、食べるときに身体が栄養を蓄えようとして、吸収力が高まり、栄養を脂肪として体内に留めようとするのは事実で、三食分の食事を、一日二食で食べてしまえば、確実に太っていくことは間違いありません。

関取の人々が食べている量は「食べるのも稽古」と考え、太るために食べている量であり、普通に生活するの必要な量以上のもので、太るのは当然のことです。

ですが、一般人であれば、実際のところいくら空腹だからといって、三食分に相当する量を一日二食で食べてしまえる人は、ほとんどいません。

ただ一般の人であっても、1つ食べると400キロカロリーを超えるようなファーストフード、スナック、菓子パンなどを好んで食べたり、全く外にも出ない、歩かない生活であれば、一日二食で確実に太っていくことになります。

一日二食で太るという方の多くが間食をしていることが多く、実際には一日二食でないということも少なくありません。

それは一日二食の問題で太っているのではなく、食生活とライフスタイルの問題であって、必ずしも一日二食が太る原因とは言えないのではないでしょうか。

参考文献「明日から朝食をやめなさい」小山内博・片岡幸雄著

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