人間の身体は食べ過ぎることに慣れていない!食べないことに強い人間のメカニズム

人間の身体は食べ過ぎることに慣れていない!食べないことに強い人間のメカニズム

人類の歴史は飢えとの戦いの歴史でもありました。人類歴史の99.99%が飢えに耐えて生活する歴史でした。

時代によっては、ぜいたくな食事をした一部の人々もいましたが、それはほんの一握りであって、大部分の人は食べることに事欠いてきました。

それでも生き延びるために備わった人間の能力なのでしょうか、食べないことに対して強くできているのが人間の身体だということをご存知でしょうか?

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幾重ものバックアップシステムで空腹をしのげるのが人間の身体

人間の生理は食べないことに対して生命を維持する態勢が充実している一方、食べ過ぎるということに対するシステムが十分とは言えません。

人間の細胞のエネルギー源は9割以上が糖分なのですが、その血糖値がある水準を下回ると活動が鈍くなる、やる気がなくなると言われます。

その人間の生命維持には、糖分が重要なのですが、その血糖をコントロールするためのメカニズムが人間には備わっています。

外部から糖分が入ってこなくなると、身体は脂肪を分解して糖をつくりだし、活動のためのエネルギー源とします。

また、それと同時に血糖値を下げるホルモンであるインシュリンの分泌を抑え、血糖値が下がり過ぎるのを防ぐように、身体は対応していきます。

さらに、空腹状態が長く続いた時には、血糖を上昇させるホルモンが人間の身体には備わっています。

それらのホルモンはアドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴンなど10種類にも上る一方で、血糖を下げるホルモンは、さきほども出たインシュリンの一つだけです。

食べないと血糖値が下がり、その一方で食べると血糖値が上がることになります。

人間は生き延びるために飢えを耐えることできる体内のシステムがある

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このホルモンの数のバランスを見ると、血糖値が下がった時のホルモンは多く備わっているのに比較して、血糖値が上がった時のホルモンが少ないことがわかります。

つまり、人間の身体は、栄養が摂取できない時の、バックアッププログラムは多重に、かつ豊富に用意されているのですが、過剰に摂取してしまった時に処理するシステムは乏しくなっています。

また空腹状態になると、脳の記憶をつかさどる海馬の働きを活発化させるグレリンというホルモンも分泌して、頭の回転を良くする反応が起きます。

頭の回転を良くして、知恵を働かせ、生き延びる方法を考え出せる、見いだせるように、身体が反応していると考えられます。

このように、人間は食べないこと、飢えに対する態勢は整っているものの、食べ過ぎることに対するシステムはそれに比較して弱いと言えます。

それもそのはずです、冒頭に書いたいように、人類の歴史は飢えを乗り越える歴史で、それに人間が対応してきた期間が長く、飽食・過食となったのはごく最近だからです。

まとめ

将来的には、わかりませんが、今の人間の身体は食べ過ぎることには慣れていませんので、食べ過ぎると身体のあちこちに支障が起きてしまうわけです。

このような人間のメカニズムを見ても、食べ過ぎることが問題で、少食・断食生活が、身体に良いことがわかるのではないでしょうか。

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