作曲家の三枝成彰さんが30年にわたり一日一食を実践している理由とは

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作曲家の三枝成彰さんは1942年生まれで今は74歳となられていますが、多忙なため60代半ばまでは年間120日は徹夜をするような生活だったそうです。

それでも体を壊すことなく、エネルギッシュに仕事をつづけることができ、今もなお精力的に働くことができているのは「一日一食」と「断食」を実践しているからだと、著書で明かしています。

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40代を多忙を極めた結果、自然と1日1食に

三枝成彰さんは結果として35年に渡り一日一食を中心とした生活を続けているそうです。

そのキッカケとなったのが、40代に仕事で多忙を極めたことで、多くの仕事をこなすための時間と体力を捻出するために、自然とその食生活となっていたとのことです。

三枝成彰さんは、アニメでは「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ZZガンダム」「機動戦士ガンダム-逆襲のシャア」、NHK大河ドラマを2本、朝の連続テレビ小説を3本、日本テレビ系列で放送されていた火曜サスペンス劇場を100本程度、映画も20本以上、劇中の音楽を担当してきています。

そのため40代のときは、年間200回のレコーディングをこなすハードスケジュールで、徹夜は日常茶飯事となり、1週間の睡眠時間が合計で7時間となることもあったそうです。

しかし、それでも仕事をこなしていくだけでなく、質の高いものにする必要がありますので、時間と体力を確保するために、食事をしないことが増えていったそうです。

そのような体験を通して「食べると疲れて眠くなる」ということを痛感すると同時に、1日1食でも十分に働くだけのエネルギーを補給することができることを、身をもって知ることになります。

そのため自然と1日1食という生活が、基本的な食生活になっていったそうです。

70代でも精力的に働けるの原動力に

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その三枝成彰さんも、ある時期は1日2食の生活になっていた時があったそうです。

仕事がある程度落ち着き結婚した49歳の時に、奥さんが食事を用意してくれるようになり、朝食と夕食の1日2食になったそうです。

すると「体重は60キロから80キロに大幅に増加」し、さらに「食べると疲れてしまい、仕事に対するやる気が失われてしまう」という問題に直面することになります。

これに危機感を覚えた三枝成彰さんは、1日1食の生活に戻したそうです。

その結果、50代からライフワークとして本格的にオペラに取り組むことができるエネルギー、体力、頭の回転、そして時間を確保することができたと三枝成彰さんは明かしています。

3時間のオペラの音楽を作曲するには、3000時間から5000時間が必要となるため、非常に多くの時間が必要になるようです。

1年365日は時間に換算すると8760時間となりますが、1日24時間のうち寝食に8時間、生活費や事務所の運営のために8時間は費やすことになり、残った時間をオペラの作曲に使ったとしても3年ががりとなってしまいます。

そのため普通の人と同じように三食をとって、疲れてしまっていてはオペラを作曲するような時間とエネルギーは捻出することはできなかったため、1日1食の生活が非常に役に立ったと三枝成彰さんは述べています。

オペラは舞台装置、衣装なども豪華で大掛かりなため、公演をやると3億円から5億円がかかるのですが、その一方で興行収入は数千万円しかなく、企業から多くの協賛金を援助してもらっても、億単位の赤字となるそうです。

それでも消費されるだけの音楽だけでなく、後世に残っていくような音楽を作りたいという思いがあるため、オペラの創作意欲は衰えることがないと、三枝成彰さんは話しています。

作曲をしながらその借金も返済するために働くということを、今もなお続けていることになるのですが、70代半ばになりながらもできるのは1日1食だからと強く三枝成彰さんは話しています。

食事の量が減れば消化に費やすエネルギーを他のところにまわすことができますし、食べる時間とその前後の時間もやりたいことのために費やすことができるようになります。

また空腹時の方が限られた血液をしっかりと頭におくることでき、頭の回転の鋭さも保つことができます。

30年にわたり1日1食を続けている三枝成彰さんは、その効果を身をもって体験しているため、実践し続けているようです。

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