高橋尚子さんはマラソン前に食事を摂らなかった!グルカゴンで空腹でも力が出る

高橋尚子さんはマラソン前に食事を摂らなかった!グルカゴンで空腹でも力が出る

多くの人が心配することの1つに、食べていないと力が出ないのでは?とういものがあります。

しかし、実際には食べて満腹の状態のほうが身体が重くなり、十分に力を発揮することができません。

あのシドニーオリンピック金メダル、国民栄誉賞を受賞した”Qちゃん”こと高橋尚子さんはマラソンの本番前にはほとんど食事を摂らなかったそうです。

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ほぼ空腹状態でマラソンや練習に望んでいた高橋尚子さん

予防医学が専門で、朝食抜きの生活を提唱されていた小山内博先生の著書によると、高橋尚子さんは朝の練習前は食事を摂らず、マラソンの本番前にもほとんど食事を摂らなかったそうです。その理由とは、食事を摂ってしまうと、消化吸収にエネルギーを使うことになってしまうので、走ることに使えるエネルギーのロスを避けるためとのことです。

では、ほとんど食べていない状態で、何をエネルギー源にして42.195キロとという長い距離を、2時間以上も走り続けることができるのでしょうか?

それは体内に蓄えられた脂肪をエネルギーに変換することで可能となります。

しかし、ここで疑問は湧きませんか?

高橋尚子さんに限らずですが、マラソンランナーはとても痩せていて体脂肪率も低いと考えられる体型ばかりの人です。高橋尚子さんもとてもスマートな体型です。

とうてい、車でも走ってもそれなりに時間のかかる距離を、一気に走り切るだけのエネルギーを生み出す脂肪があるようには見えません。

空腹状態でフルマラソンをトップスピードで走りきれてしまう理由

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それでも体内の脂肪でフルマラソンを、しかもトップスピードで走り切ることができているわけです。

どこにそんな脂肪があるのかと考えてしまうわけですが、脂肪というのもは、少量でもかなりのエネルギーを供給できるため、それ可能となります。

脂肪1グラムは9キロカロリーのため、42.915キロを走り切るのに必要な脂肪は200グラムで良いという計算になります。体脂肪率が低いであろう高橋尚子さんの体内にも十分なエネルギー源は蓄えられているということです。

また、このように脂肪をエネルギー源にすることができるのは、すい臓から分泌されるグルカゴンというホルモンの助けによります。

このグルカゴンは、人間が空腹の時に多く分泌されて、体内の脂肪を取り崩してエネルギーに変換するのを助けてくれます。

そしてこのグルカゴンを出す細胞は、空腹を経験すればするほど訓練されて発達し、より効率よく分泌することができるようになります。

高橋尚子さんは普段の朝の練習前にも食事を摂らないということで、当然のことながら空腹状態で練習をすることになります。その結果、日々の練習でグルカゴンを使って脂肪を取り崩すという訓練をしていることにもなります。

そのため本番でも身体の脂肪を効率よく燃焼させてエネルギーにすることができるので、本番前に食事をほとんどとらずに、痩せている体型でも42.915キロを走り切ることができるということです。

まとめ

もちろん私達が高橋尚子さんと同じようなことをいきなりやってしまえば、必ず倒れてしまいます。高橋尚子さんが日々の練習で脂肪を効率よく使うことのできる体質になっているから可能なだけであって、食べ過ぎの生活にどっぷり使っていた私達がやれることではありません。

ただ、高橋尚子さんのようなレベルに達することはできなくても、日々の生活で空腹状態を多く作ることで、グルカゴンを出す細胞を訓練し、脂肪を効率よく燃焼させることができるようになっていきます。

一日一食や一日二食の朝食を摂らない生活に慣れてくると、空腹状態で力が出ないのではなく、逆に力が出るということを体験することができますので、よりこのグルカゴンの働きについて確信することができます。

もちろん一日二食などを始めたばかりの時には、身体が慣れませんので、力がでないような感覚になるかもしれません。しかし、このライフスタイルに慣れてくると眠っていたグルカゴンがしっかり働き出し、空腹状態でも力がしっかりと出るし、脂肪が燃焼されて糖分が体内で作られていますので、空腹感もあまり感じなくなっていきます。

朝食を抜くと力が出なくなるというのであれば、高橋尚子さんや長野オリンピックで金メダリストの清水宏保さんが空腹状態で試合にのぞむという選択をすることはありえないのではないでしょうか?

先入観にばかりとらわれず、一日二食や一食を実践してみて、自分の身体の声に耳を傾けてみてはいかかがでしょうか?

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