糖質制限はダイエット効果バツグンも・・・やりすぎは健康を害することに

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体重を落としたい、痩せたいとダイエットに試みたことがある人は、「糖質制限」が効果的であるということを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

一日一食、断食なども同様に糖質制限になるため、結果として体重が落ち、ダイエットとしての効果もあります。

ただ、この「糖質制限」を長く続けることにはリスクもあるようです。

糖質制限がなぜダイエットに効果的なのか?

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作曲家の三枝成彰さんは、石原結實先生の保養所を年1回は訪れて断食を実践しているそうです。その保養所ではにんじんりんごジュース、味噌汁、生姜湯を飲みながらの実践となります。

しかし、三枝成彰さんは毎回、1日に1杯か、2杯程度のにんじんりんごジュースしか飲ます、味噌汁は一切飲まなかったそうです。

すると以下の様なことを体験したと著書で明かしています。

三枝「すると糖分が足りなくて頭が働かなくなるから、新聞を読もうと思っても同じ箇所を何回も読んじゃって全然先に進まない(笑)。人間は糖質を摂らないとダメですね。糖質制限ダイエットがはやっているけれども、やはり糖質制限は危険ですね。そして頭が馬鹿になります」

石原「危険ですね。飢餓状態のような特殊な場合を除くと、脳細胞のエネルギー源は100%糖質ですよ。だから糖質が脳や筋肉で使われて血糖値が下がったときに脳が空腹をかんじるようにできているのです。」

引用元:無敵の「1日1食」 p.79(三枝成彰著・SB新書)

糖質は人間の生命を維持する上で重要なため、血糖値が下がったときに危機管理として空腹感を感じるようになっていることになります。

その糖質を摂らないという現象は、その生理とは違うことをやることになりますので、生命維持の上で良いことではないということになります。

ただ、一時的な制限であれば、ダイエットとして効果があると石原結實先生は話します。

石原「糖質を食べすぎて太ると、動脈硬化、心臓病、がんなどに罹りやすくなります。ですから、そういう状況で一時的に糖質を制限すると、過剰な糖質が入ってこなくなりますから、溜まっていた体脂肪が分解されてエネルギーに変わります。(中略)糖質をカットすると体脂肪が減って急速に痩せるのです。(中略)痩せることによって起こっていた病気がよくなりますから、一時的には良いのです。」

引用元:無敵の「1日1食」 p.82(三枝成彰著・SB新書)

医学的には、太っているというのは単に体重が重いことではなく、体脂肪を体に過剰に溜め込んでいる状態を指すと、石原結實先生は話しています。

糖質を食べすぎて太っていると、様々な病気のリスクが高まりますので、一時的に制限していて体の中に溜め込んでいる体脂肪をエネルギーとして使用することで、バランスの良い状態に戻すことが重要になります。

糖質制限を長期間にわたり行うことのリスクは?

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そのために糖質制限を利用することは効果的なことなのですが、これを延々と続けてしまうと逆に健康を害することが知られていると石原先生は警告しています。

でも、永遠に続けるとロクなことがない。日本糖尿病学会は「絶対にやるな」と忠告していますし、ハーバード大学も「糖質制限を続けていると、かえって糖尿病になりやすいし、がんにもなりやすい」という報告をしています。

引用元:無敵の「1日1食」 p.83(三枝成彰著・SB新書)

体重が増えすぎて、一旦体脂肪を燃焼させるために、糖質制限をすることは健康面でのメリットがあります。

しかし、ある程度体重が落ちたにもかかわらず、糖質を食べると太ってしまうからと考えて、糖質制限を続けると糖尿病やガンにかかりやすくなってしまうという、大きなリスクを背負うことになります。

ダイエットなどは健康面を目的として行う方もいれば、美容面の目的をもって行う方もいらっしゃいます。

健康のためにダイエットをしているのであれば、適正な体重に戻った後に、糖質制限を続けて重大な病気のリスクを高めるのは本末転倒ですし、美容を目的としてもそれらの病気にかかってしまえば、それどころではなくなってしまいます。

石原結實先生が運営されている保養所では、完全断食や水だけの断食ではなく、味噌汁、にんじんりんごジュース、黒砂糖入りの生姜湯などを飲みながらの断食で指導しています。

また著書でも一日一食などの実践方法を説明する際に、にんじんりんごジュース、黒砂糖入りの生姜紅茶を推奨しているの、こういった過剰な糖質制限のリスクへの配慮が背景の一つとなっていると言えます。

糖質制限は体重を落とす上で、効果も高いのですが、やりすぎると生命を危うくしてしまいます。にんじんりんごジュース、黒砂糖入りの生姜紅茶で糖質を補給しながら、徐々に体重を落とすことを選んだほうが良さそうです。

参考文献:無敵の「1日1食」 (三枝成彰著・SB新書)

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